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. レイチェル・ガードナーは質素な自室で、ベッドに横たわりつつ考えていた。 彼女なりに考えていたのだが、やはり難しい。 いざ、自分で何かを考えるとなると、こんなにも苦労がかかるのか。レイチェルは起き上がる。 机の隣にある学生鞄が目につき、学校の事を思い出す。 明日は学校へ行くべきなんだろうか? 聖杯戦争が始まったらしい。だったらもう行く必要はないのでは。むしろ、行ったところで何か意味はあるのか。 ライダーに聞こうとレイチェルは、脳裏に彼を思い浮かべるが。 彼の「自分で考えろ」という教えを浮上させ、躊躇した。 そうだ。 自分で考えないと……駄目だ。ライダーも言ってくれたのに。 でも……レイチェルは思う。学校へ行く提案はライダーが出したのだから、やはり彼に確認するべきだと。 淡々と部屋から台所に足を運んでみる。 ライダーの姿は無い。恐竜も一匹たりとも姿は無かった。 だけど、声は聞こえている。恐竜の鳴き声が。家の中ではなく外の方からだった。 彼は外出してしまったのだろうか。 レイチェルは、カウンターテーブルに広げられている地図に視線が向かう。幾つかに印がある。 教会に『修道女』。 マンションに『恐竜の捕捉が途絶える』。 住宅街の一つに『崩壊あり』。 見滝原高校に『マスターあり』。 住宅街の一つに『砂糖喰らいのサーヴァント』。 アイドル事務所に『アヤ・エイジアの在籍あり』。 「…………」 それらに目を通したレイチェルが、もう一つ。置かれてある書類に気付いた。書類袋に見覚えがある。 いつの間にか、ポストに入っていた袋。 レイチェルが確認する前に、ライダーが勝手に取って、彼だけが内容を確認していた。 流し読みしてみると……聖杯戦争開始の知らせと討伐令について。 他にも、見滝原の町から出られないとか通達があるとか。レイチェルが一緒にある写真を目にして、息を飲む。 「この人………」 ライダーに似ている? レイチェルがセイヴァーに対し抱いた感情は、それだった。己のサーヴァントと雰囲気が酷似している点。 似ている。 でも、セイヴァーの方が多分年上に感じる。完全に似てはいない。体型や髪型や顔立ちも、違いは見られる。 兄弟や親子であれば、完全な酷似とはいかない。 雰囲気が似ている感覚を与えるのは納得いくだろう。 (ライダーがこの人の話をしなかったのは、何でなんだろう) 否。そうじゃなくても。 (私……ライダーの事、何も知らない) 思えば、レイチェルに対し「願いを決めろ」「自分で考えろ」と云うのに、ライダーは自らの願いを明かしては無い。 過去も知らない。ちゃんとした真名も。 『Dio』……ディオというのが彼の真名なのかも―――分からない。 レイチェルが結論に至った時。 彼女は初めてライダーの事を知りたいと、そう思えるようになった。 それまで、ライダーに関心がなかった訳ではないものの。以前は彼の過去に、経歴にも興味は湧かずに。 彼に答えを求め、彼に従い続けた。 もし、自分が『考える』事も出来ない操り人形に過ぎなかったら、どうなっていたのだろう。 少なくとも『今の』自分は……存在しなかった。 ★ レイチェルがリビングにある戸棚を漁り、漸く目当ての代物を発見した。 携帯端末。所謂スマートフォン。これはレイチェルのものだ。 彼女の両親は、レイチェルの態度に苛立ち、彼女からコレを取り上げていたのだ。 コレが入っていた戸棚は施錠されていたが……台所の包丁の先端を隙間に差し込んで、こじ開けようとする。 レイチェルは意図してなかったが『てこの原理』が作用し嫌な音を立てて、鍵が破壊された。 端末の電源をつけ、早速検索をする。 「ディオ……確か『Dio』………」 端末機器で容易に情報を入手できる時代だ。恐らく……英霊の情報も。 レイチェルが検索単語を打ち込んで出てきたのは、単語の『意味』するものだった。 「神様?」 『Dio』。イタリア語で『神』を意味するらしい。 神など――そう罵倒していたライダーの態度とはまるで違う。しかし、レイチェルの中で奇妙な胸騒ぎがある。 だって『セイヴァー』は『救世主』だ。『Dio』が『神様』だったとしたら…… レイチェルは悶々と考えたが、検索に付け加えをする。 『騎手』……あとは『恐竜』とか。レイチェルのライダーに連想するものを。 「レイチェル」 彼女の名前を呼べるのは、最早ライダーしか存在していない。 レイチェルが顔を上げると目立つ装飾の帽子を脱いだライダーの姿があり、彼女を睨んでいる。 睨まれている理由に見当がつかない。レイチェルは戸棚に視線を移し、ポツポツ話す。 「ごめんなさい。鍵がどこにあるか分からなくて、壊すしかなかった」 「俺が聞きたいのは、端末機器で何をしたのか――だ。お前に連絡するアテがある筈がない……それを何に使うつもりだ?」 「? ………別に」 レイチェルはライダーの質問が理解できなかった。 彼女は、何か怪しいことをするつもりは無い。例えば警察に連絡したり、助けを求めたり。 そんな事をすれば――『両親』がどうなってしまう事か。レイチェルは眉間に皺よせて奇妙そうだった。 次の瞬間。 レイチェルの手元から端末が零れ落ちてしまう。正確には小型の恐竜が、端末を落とすように体当たりしたのだ。 一連の出来事に、レイチェルの目が見開く。 床の滑る様に落ちた端末を、ライダーが回収し、液晶画面を確認する。 「何故、俺のことを調べている?」 「……知りたくなったの」 だから調べていた。単純にそれだけ。酷い事にレイチェルは悪気がなかった。 ライダーが威嚇する風な睨みと、口元がボロボロと裂けて行く。苛立ちの情で宝具が発動しかかっている。 恐竜に変貌しかかるライダーの様子に驚きながらも、レイチェルは「どうするのだろう」と眺めているだけだった。 ライダーが少女の襟を掴み上げ、吠えた。 「レイチェル・ガードナァァ! お前は結局、何が目的だ!! 聖杯が欲しいのか、死にたくないだけか!?」 唐突にライダーがこれまでの不満をぶつけるかの如く、牙をむき出しにしたのに。 レイチェルも目を丸くした。 が、彼女には分からない――どうしてライダーが自分を『疑って』いるのか。 動揺しているが、レイチェルはハッキリと彼に伝えた。声は震えてなく、恐ろしく鮮明に。 「『自分で考えた』……私は聖杯が欲しい。どうしても欲しいの」 「欲しい? お前に願いがあるとでも!?」 どこからか―――澄んだ鈴の音が聞こえた気がする。 「私、ライダーと一緒にいたい」 聞こえようによっては素敵でロマンチックな台詞に響くだろう少女の言葉。 彼女の本性を知るライダー……ディエゴ・ブランドーは憤りを通り越して呟いた。 「このクソガキ」 ☆ (『一緒にいたい』? あの死体のように裁縫で縫い付けて人形ごっこする……そういう意味か? ふざけるなよ、ふざけるのも大概にしやがれ、サイコ野郎! マスターじゃなければとっくの昔に殺してるんだぜ) とんでもない事に、狂った少女の願いは本当にそうらしい。 本当の本気で願おうとしている。ディエゴも、レイチェルの思考回路を理解したくは無いが、どことなく気付く。 子供らしく、単純な部分は素直な程に単純なのだ。 彼女は「自分で考えた」なんて言うが、突き詰めればディエゴに『依存』した考えに過ぎなかった。 だったら。 やはりディエゴの過去を調べようとしたのも似た理由だ。 疑念を抱くような、裏切りや出し抜きを想定すらしてない行動。 故に――聖杯の渇望は『真実』である。嘘ではない。とんだ皮肉話だが。 両者の緊迫を打ち破るかの如く、一本の電話が鳴り響いた。 ディエゴが手にしている端末ではない。この家の電話。 大凡、見当はつく。レイチェルの両親を演じていた夫婦の職場関係から、あるいは警察の一報か。 両親共々、職場を無断欠勤している状況である。 心配して確認しに家まで現れた職場の人間(あの夫婦に交流関係があったこと自体、驚きである)も幾人存在した。 それらは皆『恐竜』となった訳だが…… 向こうが諦めたように電話が鳴りやむ。ディエゴはレイチェルを離し、見下し、冷酷に言い放った。 「レイチェル。俺に付いて来るか……ここで『人形ごっこ』を続けるか。選べ、今すぐに選べ」 レイチェルが不意をつかれたように、真顔となって。 ソファに仲良く座る『両親』とダンボールの中にいる『子犬』に振り返った。 人形。 ディエゴから告げられた真実は、レイチェルにとっては残酷な現実を突き付けられたようなものだ。 所詮は人形。もう死んでいる。 自分のものになった。理想の家族を手に入れられた。 とっても楽しかったのは、間違いない。嘘じゃあない。だけど――所詮は『人形ごっこ』。 ――ライダーの言葉は『正しい』のだから。 澄んだ鈴の音を聞き、レイチェルは頷く。 「分かった。……ライダーと一緒にいる。一緒に行く」 ★ マスターが夢を通してサーヴァントの記憶を知る事があれば、サーヴァントもマスターの記憶を読む事がある。 本来のレイチェルの両親も救いようがない。 父親はアルコール中毒者で、母親に暴力を振るう。 母親はヒステリックで精神病で、家計も家事だってロクに出来やしなかった。 だったら、何でこんな女と結婚などしたのか。元々はこんなイカれてヒステリックじゃなかったのか。 第三者であるディエゴが傍観した感想は、そういうもの。 しかし、よくまあこんな環境で、精神はともかくレイチェルの方は『無事』だったものだ。 母親がいなければ、暴力はレイチェルの方に向かっていたに違いないし。 罵倒の嵐を浴びせられるだけ、身体がどうかしてないのが幸いだ。 ディエゴが彼女と違うのは『母親』がマシだったか否か。 正気だったから『母』はロクでもない目に合い続け。正気だったから赤子のディエゴを見捨てたりしなかった。 ちょっとした違い。僅かで大きな差。 『そうじゃなかったら』なんてのは考えない。 考えるのは無駄だ。全て無駄。 ……………………………………… …………… ……… ☆ 常に薄暗かったレイチェルの家が珍しく明るい。 違う。『燃えていた』。ディエゴが悪臭漂う家にガソリンを撒き散らして、簡単に火を放った。 普通、マスターの身を休める居住地は必要不可欠だろう。 しかし、ディエゴはそう思わない。 最初から分かっていた。レイチェルの両親のせいで多少怪しまれているだろう。 レイチェルを放置しても、サーヴァントに捕捉されては幾ら大人しくても無意味に終わる。 家で罠を張られて、待ちかまえられる危険性も今後ある。『依存』する特定の場所を持つのは無駄なのだ。 レイチェルは、ただ眺め続けるしかない。 私服に着替えた彼女のポシェットには、家に残されていた現金とコンビニで買ったパン、元々入っていた『裁縫道具』。 あと……戸棚の破壊に使用した『包丁』をどさくさに紛れて入れた。 端末機器は、あのままディエゴが所持している。 そのディエゴは手元の小さなダンボールを開けた。 中には――子犬の死骸がある。すっかり腐り果てて、どこから湧いた蛆虫が無数にたかる状態。 『蛆』だ。 ディエゴは宝具で『蛆』を恐竜にし、視認が困難な極小の伏兵を量産させた。 『蛆恐竜』を今日まで伏せ隠していた人を恐竜化させた『大型』に飛び移させる。 忌々しい縫いつけられた子犬の死骸は、炎の中へ抛り捨てた。 気色悪い縫いつけられた『二体の両親』と同じように、燃やして『なかった事』した。 不気味悪い家の小火も、ちょっとした撹乱になれば良い。ディエゴはその程度に考えていた。 死んだ魚じみた瞳のレイチェルを、仕方なく愛馬に乗せて。 迅速に夜の見滝原を駆けて行った。 『大型』の恐竜たちは先行して、最初の標的の場所へ奇襲をしかけに向かう。 ――教会である。 そこで子供と遊んでたり、牧師の手伝いをする修道女のサーヴァントを捕捉している。 牧師か、あるいはその家族の誰かがマスターだ。 唯一ディエゴが引っ掛かっているのは、やはりセイヴァーである。 自分とよく似た姿、雰囲気を持つ、だがまるで覚えのない存在。 無視できなくないが……やはり覚えのないものを幾ら考えたところで答えが出る訳がない、無駄だ。 さっさと、修道女のサーヴァントを始末する事だけ優先した。 ★ ディエゴ・ブランドーが一つだけ見落としたもの。 それは――『もう一人のディエゴ・ブランドー』である。 実のところ、恐竜たちは『もう一人のディエゴ・ブランドー』がアヤ・エイジアと接触した場面を目撃していたのだ。 にも関わらず報告しなかったのは。 彼を主であるディエゴ・ブランドーと『誤認』してしまったから。 姿も形も声も、匂いですら同じの英霊を『誤認』するのは仕方ない事だった。 そして、アヤ・エイジアはもうディエゴ・ブランドーと接触しているとも『誤認』した為。 報告は無かった。 まだ『ディエゴ・ブランドー』が『二人』いることを誰も知らない。 【E-8 住宅街/月曜日 未明】 【レイチェル・ガードナー@殺戮の天使】 [状態]健康 [令呪]残り3画 [ソウルジェム]無 [装備]私服、ポシェット [道具]買い貯めたパン幾つか、裁縫道具、包丁 [所持金]十数万程度 [思考・状況] 基本行動方針:聖杯を手に入れる 1.自分で考える。どうするべきか…… 2.ライダーの過去が気になる。 3.セイヴァーは一体……? [備考] ※討伐令を把握しました。 ※ライダー(ディエゴ)が地図に記した情報を把握しました。 【ライダー(ディエゴ・ブランドー)@ジョジョの奇妙な冒険】 [状態]魔力消費(小) [ソウルジェム]有 [装備] [道具]携帯端末 [所持金]なし [思考・状況] 基本行動方針:聖杯の獲得 1.教会にいる修道女を狙う 2.どこかでレイチェルを切り捨てる 3.あのセイヴァーについては…… [備考] ※真名がバレてしまう帽子は脱いでいます。 ※E-8にあるレイチェルの自宅が炎上しました。 ※教会に大型恐竜と蛆恐竜の群れが襲撃しようと先行しています。 ※現在、恐竜たちはアヴェンジャーのディエゴ・ブランドーを誤認しています。 アヤ・エイジアに関する報告は、ライダーのディエゴ・ブランドーにはされていません。
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パカラッ、パカラッ、パカラッ…… 「乗馬なんてのは金持ちの優雅なご趣味と思ってたんだが、なかなかどうして車やバイクとはまた違うこの『一体感』ってのもいいもんだな」 向かい風を受けながらシーザー・アントニオ・ツェペリは馬を駆る。 ひとり、悲しみを背負いながら。 ◆ ◆ ◆ ディ・ス・コとサーレーを倒し、形兆に別れを告げたシーザーはまず進路を南東に取り、DIOの館へとたどり着いた。 DIOを倒すための手掛かりがないかを調べるためだったが、ざっと見た限りDIOの素性やスタンドの弱点に迫れそうなものは見つからない。 また波紋による生命探知にも反応がなく、結果としては空振りに終わり、早々に探索を切り上げることにした。 一見徒労に終わったように見えるだろうが、実際のところ彼にとってはある意味幸運な事だった。 ゲーム開始から半日、シーザーは常に『間に合わなかった』。泉のほとりで貫かれていたか弱い少女、友人スピードワゴン、恩師リサリサ、そして虹村形兆。 いくら強靭な波紋戦士と言えども、若干二十歳の青年である。頼れる仲間も無くこの短時間であまりに多くの死に触れたせいで、表には現れずとも シーザーの心は確実に消耗していた。 もしそのまま探索を続け、塔の最上階でポコロコとスループ・ジョン・B、まだ僅かに体温の残るミスタとミキタカの凄惨な死体を発見してしまっていたら、 きっとこの後の衝撃にはとても耐えられなかっただろう。 探索の最後にと入った図書室には戦闘の跡があった。比較的新しい血だまりといくつかの銃痕、ブーツに粘りつく血の具合から見て重傷を負ったものがまだ 近くにいるかもしれないと外に出たシーザーは見つけてしまったのだ。 「先…………生…………」 すでに分かっていたことだ。むしろこのような形でも再会できたことに感謝すらしなければならない程この地には異常で、残酷な死が蔓延している。 もし逆の立場だったら?母のように慕っていた師はきっと極限まで感情を抑え込み、冷静かつ気丈に振る舞うのだろう。 ならば自分もそれに倣うべきだ。 (わかっています、自分はここで崩れ落ちてはいけない。泣き叫んでもいけない) もう十分涙は流したのだから。 ゆっくりと膝を折ると、恐れるように、乞うように、震える手を伸ばす。 (ですが……ですが先生) リサリサの頬にそっと指先が触れ (お許しください) ――――――――――――そこに生命の波紋は感じられなかった。 「あ……ああ……今は……今だけは……!!」 ついにシーザーは感情を押さえきれなかった……リサリサの体をしかと抱きしめると、後から後から悲しみの涙があふれてくる。 だがしかし、それでもわずかな嗚咽をこぼすのみで、泣き叫ぶことだけはしなかったのだ! それは師の教えとのギリギリの妥協点だったかもしれないし、敵を呼び寄せない為の冷静な判断だったかもしれない。 別れの時間を誰にも邪魔されたくない気持ちもあったかもしれない。あるいはそれら全て…… 大きな穴を掘れそうな場所はDIOの館の庭ぐらいだったが、忌まわしい吸血鬼に関わる場所など御免だった。 戦いに巻き込まれないよう通りから奥に入った民家のベッドに遺体を横たえると、十字架の代わりにチェストに置いてあったエジプト・アンクを握らせる。 そうして短い祈りを捧げ終わるころにはようやく涙も乾いていた。 名残を惜しみながらも民家を後にすると今度こそ気持ちを切り替え、遺体に感じた不自然さについての考察を始める。 (先生の遺体は綺麗なもんだった……いや、『綺麗すぎた』!) 衣服こそあちこち破れてはいたが、事実リサリサの体には見る限り目立った外傷はなかった。 ただ一点、首を彩る二本目の輪――――紅い指痕を除いては。 (おそらく先生もここに来てから複数回は戦闘をしていただろう。その度に波紋で癒していたとすれば傷が見当たらないのは不自然ではない) だがリサリサが死に至った最後の戦いにおいて、負傷した跡が見当たらない。この遺体の状況は、リサリサが身体を拘束あるいは意識を失うなど、 行動不能の状態にされた上で素手で首を絞められ、窒息死した事を示していた。 (波紋使い相手に先生が遅れをとることは考えられないし、柱の男なら尚更そんなまだるっこしいやり方はしない。必然的に先生を殺した奴は 『相手を無傷のまま行動不能にすることが可能な能力』を持つ者、つまりスタンド使いに限られる) 動きを封じることはできるが直接攻撃することはできない。スタンドの多様性からいって、そういう能力の存在を今更疑う必要は無いだろう。 ならばなぜ素手なのか、という疑問が浮かぶ。石で殴るなり川に沈めるなりする方が力もいらないし手っ取り早い。周囲に武器になるものが無かった訳でも ないのにあえてそうした理由は何なのか。怨恨、快楽殺人の線も疑われるが……と、そこまで考えたところでシーザーは唐突に思考を打ち切った。 可能性はそれこそいくらでもあるし、推理や考察もいくらでもできる。だが真実が如何なるものであろうとも、犯人が『明確な殺意をもって』リサリサを殺したことは 確かな事実であり、それで十分だった。 (先生を殺した奴が今も生きてるのか死んでるのかはわからんが、ひとつだけ言えることがあるぜ。たとえどんな事情や理由があったとしても、 既に動けない先生の首をわざわざ絞めてまでとどめを刺すようなゲス野郎を、俺は『絶っっっ対に許さねえ』ってことだ!) リサリサが息子ジョセフの為に狂気へと身を堕としたことも、その果てに瀕死の傷を負い、DIOの息子、ジョルノが癒したことも。 殺された時点で既に波紋を使えるような状態でなかったこともシーザーにはわからない。 そしてシーザーが言う所のゲス野郎――――蓮見琢馬がリサリサを殺した理由も、心も、まだ知ることは無い。 ◆ ◆ ◆ リサリサとの悲しい再会はシーザーに希望をもたらす事こそなかったが、ひとつの区切りはついた。 後は何としてでも生き抜いて、同じくどこかで生きているJOJO、シュトロハイムと合流する。そうして柱の男たちを倒し、主催者を倒し、皆で脱出する。 この先の戦いやまだ見ぬ仲間の事を考えると力が湧いてきた。皆のためにもやるべき事はたくさんある。 そうして次にシーザーは川の上流へという当初の目的から離れ、一旦西へと戻る事にした。丁度すぐ近くに禁止エリアがあるので一度自分の目で見て 情報収集をしておきたいという考えからだ。 「サン・ピエトロ大聖堂か。教皇様のお力も主催者どもには通じなかったみたいだな……ん、あれは馬か?」 広大な広場の石畳はさんさんと降り注ぐ午後の日差しを照り返し、白く輝いていた。 光に紛れて一瞬見落としてしまいそうになったが、広場の中央に一頭の白馬が座り込んでいる。 参加者以外の生き物を見かけたのも初めてだが、どこかで見覚えがあるような気がして近寄ってみると、額には特徴的な星の模様。 そこでやっとシーザーの記憶がつながった。そう、まさにティベレ川で拾ったDISCに映っていたのと同じ馬なのだ。 「マンマミーヤ! 本当に居たとは……って馬だけ見つけてもこのレコードもどきが何なのかわからなけりゃ意味無いんだけどな。 鞍がついてるってことは誰かの馬なんだろうが、おい、お前のご主人はどこ行っちまったんだ?」 一応聞いてはみるが、返事は無い。手綱を引っ張ってみても動こうとせず、閉じた目を開けようともしない。無反応というより意識そのものが無いように見える。 この馬の状態とDISCが関係している事は間違いないのだろうが、シーザーにはそれ以上どうすればいいのかわからなかった。 無理もない話だ。1939年時点から飛ばされてきたシーザーはそもそもコンパクトディスクやレーザーディスクといったDISCに酷似した記録媒体の存在自体を 知らない。仮にレコードからの連想で記録媒体だというところまでたどり着いたとしても、それを再生機器に『差し込む』という概念が一般に浸透したのは戦後、 カセットテープやビデオテープが普及してからの話であり、レコードと8mmフィルムしか知らないシーザーはどのみち途方に暮れるしかないのだ。 だからこの場合幸運だったのはむしろ馬の方だろう。 頭をひねるシーザーの手からうっかり滑り落ちたDISCが綺麗に額の星に当たったのだ。 「こ、これは!? 円盤が馬の頭にズブズブ吸い込まれていくぞ!!」 ブルルルルルッ! 記憶を取り戻した馬は勢いよく立ち上がると体を震わせ、嬉しそうにシーザーの周りをぐるりと一周してそのまま大聖堂の向かって左、 南側の列柱の方へと駆けて行った。 「おい待て! そっちは確か禁止エリアだぞ――――」 慌てて馬を追って走り出したシーザー。すると突如首輪がトーキー映画のようなザラついた声で『喋りだした』。 『オーノーだズラ。おめえ、もうだめだズラ。禁止エリアに入っちまったズラ』 ……セリフの内容よりもまず人を小馬鹿にした言い回しにイラッとしたが、数歩後ろに下がると声がやんだ。 「なるほど、ここからが禁止エリアってことか。目に見える境界線が無い分爆発まで猶予を設けてあるんだな」 すぐには爆発しないことがわかると数歩進んでは戻ってを繰り返す。足だけを伸ばしたり首だけを入れてみたりと色々試した結果、どうやら首輪が境界線を 越えたかどうかが判定の基準だという事がわかった。 そしてシーザーの考えを補強するように視線の先――――『禁止エリア内』を馬が自由に駆け回っている。 「クソッタレ、これじゃあまんま首輪に繋がれた犬じゃねーか。しかし俺には機械の知識は無いときた。詳しそうなのはシュトロハイムあたりか……? それか 俺より未来から来ている人間なら、こいつを外す手がかりを掴んでる奴がいるかもしれんな」 DISCの使い方も一応は理解したが、自分一人で試すには危険すぎるので一旦保留にする。今は何にせよ共闘できそうな人間に出会いたい。そう結論付けた シーザーは馬に別れを告げて広場を後にすることにした。 だが広場の入り口まで来たところで後ろから襟をぐいと引っ張られ、首元に生暖かい息がかかる。 「悪いな、お前にかまってる暇はないんだ。さ、殺し合いに巻き込まれない内に遠くに逃げちまいな」 ブルブルブル、ブフゥーッ 馬はシーザーの前に回り込んで、何かを訴えるようにじっと見つめてくる。 「ひょっとして……乗れってのか?」 改めてよく見ると、何とも美しく鍛え上げられた馬体だ。その艶やかな毛並みは素人目にも十分な手入れをされているのだとわかる。 馬に合わせて作られただろう鞍はよく使い込まれており、馬名が小さく刻まれていた。きっと持ち主はこの馬に深い愛情を注ぎ、大切にしていたのだろう。 人の手が入っているとはいえ初対面の人間を嫌がったり警戒する馬も多いが、自分を目覚めさせてくれた礼に乗せてもいいと言ってくれたこの馬の心意気に シーザーは胸が熱くなるのを感じた。 「じゃあ行くか『シルバー・バレット』!」 シルバー・バレットの真の乗り手であるディエゴ・ブランドー。 彼が奇しくも仇敵DIOと同じ名を持つことも、どれだけ素晴らしい技術と経歴を持つ騎手であり、どれだけ残忍で残酷な実利主義者か、 そしてこのバトルロワイヤルで犯してきた所業や企みも、まだ知ることは無い。 そうして話は冒頭へと戻る―――――――――――――― ◆ ◆ ◆ パカラッ、パカラッ、パカラッ…… 移動速度が飛躍的に上がった一人と一頭は念の為禁止区域に設定されたA-2を避けてカイロ市街地を斜めに抜け、地図の北端に到達。氾濫の原因はついに 分からなかったが、ジャコモ・マッテオッティ橋からティベレ川を越えて古代環状列石を一通り見て回り、小さな墓に花を増やしてからボルケーゼ公園で シルバー・バレットの食事がてら休憩。のち他の参加者がいないか通りを細かく探しながら南下しシンガポールホテル、マンハッタン・トリニティ教会を抜けて 現在位置はD-4、ナヴォーナ広場。時刻はもうすぐ夕方に差し掛かるかといった頃合いだ。 「ここから東に行けば空条邸だな、さっきから漂ってた焦げ臭さはあそこからだったのか。よし、行くぞシルバー・バレット……どうした?」 近くの建物に上って空条邸からの煙を確認してきたシーザーは今度こそ他の参加者に遭遇することを期待して手綱を握る。が、当のシルバー・バレットが 首を嫌々と振って動こうとしない。 乗馬初心者のシーザーは手綱に軽く波紋を流すことで方向を伝えていたが、それが本当に補助程度の意味しかないくらいにシルバー・バレットは賢い馬だった。 時にはシーザーが波紋を流すより先に、手綱を握る手のわずかな筋肉の動きを感じ取って進路を変える事さえしてくれた。 駆ける速度も速すぎて乗り手に負担がかからぬよう、気遣いながら調節してくれていたおかげでシーザーは体力を十分回復できていたのだ。 それがここに来ての反抗である。さすがに只のわがままではないとシーザーも理解―――― 「何だよ、やっぱボルケーゼ公園で俺が無理矢理木の葉ばっか食わせようとしたの根に持ってんのか? いや馬って首が長いんだから高いところの葉を 食べると思うのは仕方無いことだと思うぜ。お前が芝生とか雑草しか食わないって知らなかったんだからな!」 ――――理解まではいかなかった。当然ではあるが、やはり人と動物の相互理解は一朝一夕で上手くゆくほどお手軽なものではない。 「なあ頼むから機嫌直せよ……まいったな。こうなりゃ俺一人で走って行くしかないか」 空こそまだ青いが、柱の男たちの時間は確実に迫っている。一刻も早く共闘できる人間を探したいシーザーはじりじりとした気持ちでデイパックから コーヒーガムを一枚取り出し、口に運ぶ。 『コーヒーガム』を。 『コーヒーガム』を! ワンワンワンワンワンワンワンワンワンッッッツ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 「おわああああああ! こっこっこっこっこいつは――――ッ 犬!?」 超スピードだとか瞬間移動かと思う位唐突に飛び掛かってきた犬に、シーザーはJOJOには決して聞かれたくない情けない悲鳴を上げてしまった。 しかし紙一重で避けてコーヒーガムを死守する辺りは流石である。一方犬はくるくるっと空中で回転して着地。 『ああ?おめーが今やるべきは地面に這いつくばって『どうぞお食べくださいお犬様』ってコーヒーガムを差し出す事だけだろうが』と言わんばかりに睨んでくる。 (なんつー犬だ……貧民街で残飯あさってる野良犬より意地汚ねー顔してやがる) いや、この犬はきっと相当飢えていたのだろう。こっちを睨むのももしかしたら恐怖の裏返しなのかもしれない。強引にそう考えると何だか哀れに思えてきた。 思い直してガムをやろうとしたところ、犬はふと何かを思い出したようにシーザーの横をすり抜け、空条邸とは逆方向に向かって走り出した。 一度こちらを振り向いてワンと吠え、もう少し進むとまた吠える。 「あの犬……ついて来いって言ってるのか? あ、おいシルバー・バレット!」 シーザーの意見を待たずにシルバー・バレットも犬を追いかけて勝手に駆けだした。こうなればままよ、と手綱を握り直すとスピードを上げてついて行く。 目的地までは30秒もかからなかった。 ◆ ◆ ◆ 路地に張り出したオープンカフェのテントの下で、その少年は静かに横たわっていた。 右腕は肩から先が失われ、脇腹と左足も大きくえぐれている。とめどなく血を流していた赤黒い傷口は、今は砂で固められていて見えない。 正確には犬が少年の約10m以内に入ったところで突然砂が現れたのだ。 おそらくこれが犬の能力の射程距離。能力を発動した途端しんどそうに伏せの姿勢で舌を出したところからも疲労の色が伺える。 血液をたっぷり吸いこんでどす黒く変色した砂が少し崩れかけた。往復1分足らずであっても、この傷では流れた血の量はかなりのものになる。 それでも、少年が失血死する危険を冒してでも敵か味方かわからないシーザーに直接助けを求めなければならないくらい犬の負担は大きく、 追いつめられていたのだとシーザーは理解した。 「決死の覚悟で俺を呼んだんだな……わかった、もう少しがんばって止血してくれ。治療してみる」 さっき死守したガムを犬に放ると、すぐさま少年の体に波紋を流し込む。シルバー・バレットがそうしたように、少年に過度な負担がかからぬよう調節しながら 慎重に、迅速に。そのまま一時間ほど流し続け、何とか傷をふさぎ出血を止める事が出来た。犬に能力を解くように指示するとテーブルクロスを破いて包帯代わりに巻きつける。 「シルバー・バレット、さっきは勘違いして悪かった。お前には犬が近づいてきてたのがわかってたんだな……犬、お前もご主人の為に必死だったってのに 意地汚いヤツだとか思って悪かったアデデッ! 何で噛むんだよ!!」 「アウオオ!」 忌々しそうに首輪と犬サイズのデイパックを見せつけてきた。 「あ、ああそうだな。お前もスタンド使いってことは参加者なんだよな。こいつと組んで行動してったってことか、さっきの発言は撤回する」 ペット扱いされたのが気に入らなかったらしい。しかも人間の言葉をしっかり理解している節がある。そして噛まれた手にはこれまた噛みつくしたガム。 シーザーは犬の知性に感心しながらも、内心めんどくさいヤツだとため息をついた。 「…………うう」 ようやく少年が目を覚まして弱弱しく辺りを見回す。体を起こそうとするのを静止して、砂山の上に畳んだテーブルクロスを置き、枕代わりにすると再び寝かせてやる。 「意識が戻ってよかった。俺の名はシーザー・アントニオ・ツェペリだ、お前は?」 「……パンナコッタ・フーゴ。その犬は……イギー。手当てをしていただいて感謝します」 「礼ならむしろ犬、いやイギーの方が相応しいさ。俺をここまで連れてきてくれたのはアイツなんだ」 「そうでしたか……すまない、イギー」 イギーはそっぽをむいてアギ、と一声だけ返してきた。だが、そのそっけない返事だけでもフーゴには十分伝わったようだ。 かすかに笑みを浮かべるフーゴにしかし、シーザーは伝えなければならなかった。 「フーゴ、はっきりと言おう。俺は波紋って技術でお前さんの出血を止めた。一応傷口も塞げた……だが、これ以上の治療となると俺にも難しい。 つまり、お前は再起不能で……いつ死んでもおかしくない」 ◆ ◆ ◆ 最初にフーゴを見た瞬間、死体だと思った。 そう、マッシモ・ヴォルペとヴァニラ・アイスとの戦いで負った傷は当然致命傷で、イギーが止血した傷口もまた砂である以上じわじわと血は滲んでいた。 さらにシーザーを連れてくるのに能力を解いていた間の出血。トータルで見るとショックを起こすには十分だったのだ。 そうしてあと少し遅ければ尽きていただろうフーゴの命をシーザーが何とか食い止めた。今の状態は『死んで当然』から、『死んでもおかしくない』に引き戻したにすぎない。 たとえば設備の整った病院で輸血をしつつ長時間波紋を流し続ければ命だけは助かるだろうが、それでも失われた血や肉を再生することはできない。 あとはせめて苦痛を和らげるくらい……医師でないシーザーにできるのはここまでだった。 「覚悟はできています……死は怖くありません」 「言い残すことがあるなら今のうちに聞いておこう」 「大切な……仲間がいるんです……ナランチャ、トリッシュ。ここで出会った人たちと行動を共にしていました…… 東…………D-7……追ってきてい、るかも」 「わかった。必ず探し出してお前たちの事を伝えてやる」 「どこにいるかわからない……ミスタ。それから……生きていたんです…………ジョジョが……」 「JOJO!? やはり生きていたのか!!」 思わぬ名前にシーザーの心臓が跳ね上がる。この少年がJOJOを知っていたとは。ようやく手がかりが掴めた。 「あなたも知っ……のですか……ジョジョを……」 「知ってるも何も俺はあいつの仲間だ! あいつなら大丈夫、いつだって思いもよらねえ発想でピンチを切り抜けてきた奴だ。 今頃平気な顔して俺たちの事を探し回ってるに違いないさ!」 「はは、ちがいないや……彼は、希望の光です。どうか……お願いします。トランプ使いのムーロロには気をつけて…………」 「ツェペリ家の男の誇りにかけて、お前の願いを承った。後は……自分が生きる事だけ考えろ」 「…………ああ……会いたいなぁ……」 最後はうわごとのようにつぶやくと、フーゴは焦点の合わない目を閉じて眠りについた。 だが『永遠の』眠りにつくにはまだ早い。 (フーゴよ……JOJOと同じくらい、お前だって俺の希望なんだぜ。どうか、死なないでくれ) やっと、やっと『間に合った』のだから。祈るようにシーザーは波紋を流し続ける。 もしクリーム・スターターのDISCを自身に差し込んでいたなら、確実にフーゴを救えただろうが、その事をシーザーは知る由もない。 『ジョジョ』と『JOJO』。ふたりが心に思い浮かべた姿は似ても似つかない、けれども等しく黄金の精神を持つ別人であることも、今はまだ知ることは無い。 (はーやれやれ、やっと一息つけたぜ) イギーは後ろ足で首元を掻いている。慣れない首輪を長時間付けていたせいでかゆくて仕方ないのだ。 (どうにか教会まで戻ったと思ったらいきなりバンバカ撃たれるわ、しょーがねーからフーゴの野郎の仲間と合流しようとしたら案の定途中で倒れられるわ、 コーヒーガムの匂いに気付かなかったらあのままジリ貧で、下手すりゃ共倒れだったぜ) ブルブルッと毛を飛ばすとあくびを一つ。 (まあ面倒なお荷物が片付いて新しい用心棒も手に入れた事だし、このまま東へ移動すりゃ予定通り合流できそうだ。盾は多い方がいいもんな。 よしよし、俺の運もまだまだ尽きちゃあいねえぜ) 何ともひどい言いぐさである。が、しかしこの口の悪さだけで彼を判断してはいけない。 一時共闘しただけのフーゴを見捨てる事なく支え続け、助けを呼んできた。 ほんの一瞬コーヒーガムに気を取られたことは……事実だが、そのままタルカスの時の様に適当に媚を売って取り入った方が簡単なはずだったのに。 何よりフーゴを治療する間の一時間、大好物のコーヒーガムの追加をシーザーに強請りもせず止血をし続けた。 つまりイギーという犬は、そういう奴なのだ。 (そ-いう事だからよー、悪りいがおめーの行きたがってる教会方面に戻るつもりはないぜ?) フーッ、フーッ、バルルルッ…… (おいおい、なに歯ぁむき出してんだ……やんのか? ああ!?) 「ところでお前ら……何をそんなに睨み合ってるんだ?」 主人の居る教会へ行きたいシルバー・バレットと、フーゴの仲間達と合流したいイギー。 二頭の決着がどうなるのか、そもそもどうしてこんなことになっているのか、シーザーには……やっぱりわからない。 【D-3 路地 / 一日目 夕方】 【どう猛な野獣タッグ+白馬の波紋戦士】 【シーザー・アントニオ・ツェペリ】 [能力] 『波紋法』 [時間軸] サン・モリッツ廃ホテル突入前、ジョセフと喧嘩別れした直後 [状態] 胸に銃創二発(波紋で回復中) [装備] トニオさんの石鹸、メリケンサック、シルバー・バレット [道具] 基本支給品一式、モデルガン、コーヒーガム(1枚消費)、ダイナマイト6本 ミスタの記憶DISC、クリーム・スターターのスタンドDISC、ホット・パンツの記憶DISC [思考・状況] 基本行動方針:主催者、柱の男、吸血鬼の打倒。 1.とりあえず二頭の決着がつくまでに次の行き先を考える 2.フーゴに助かってほしい 3.ジョセフ、シュトロハイムを探し柱の男を倒す。 4.DIOの秘密を解き明かし、そして倒す。 【備考】 リサリサの遺体はC-3の民家に安置されています。 DISCの使い方を理解しました。スタンドDISCと記憶DISCの違いはまだ知りません。 『ジョジョ』をジョセフの事だと誤解しています。 シルバー・バレットとイギーがどうしてケンカを始めたのかさっぱりわかりません。 【パンナコッタ・フーゴ】 [スタンド] 『パープル・ヘイズ・ディストーション』 [時間軸] 『恥知らずのパープルヘイズ』終了時点 [状態]:右腕消失、脇腹・左足負傷(波紋で止血済)、大量出血 [装備]:DIOの投げたナイフ1本 [道具]:基本支給品(食料1、水ボトル少し消費)、DIOの投げたナイフ×5、 [思考・状況] 基本行動方針:"ジョジョ"の夢と未来を受け継ぐ。 1.……(意識不明) 【備考】 サン・ジョルジョ・マジョーレ教会から南東方向にイギーVSヴァニラ、フーゴVSヴォルペの戦闘跡があります。 フーゴの容体は深刻です。危篤状態は脱しましたが、いつ急変してもおかしくありません。 【イギー】 [時間軸] JC23巻 ダービー戦前 [スタンド] 『ザ・フール』 [状態] 疲労(中) [装備] なし [道具] 基本支給品、ランダム支給品1~2(未確認) [思考・状況] 基本行動方針:ここから脱出する。 1.この馬にどっちが上か教えてやる 2.コーヒーガム(シーザー)穴だらけ(フーゴ)と行動、フーゴの仲間と合流したい 3.花京院に違和感。 4.煙突(ジョルノ)が気に喰わない 【備考】 シルバー・バレットがサン・ジョルジョ・マジョーレ教会方面に行きたい事に気付いていますが、行かせるつもりはありません。 二頭の決着がどうなったかは以降の書き手さんにお任せします。 ※イギー・フーゴは一旦教会に戻りましたが、ジョンガリに発砲された為方向転換しました。撃たれた時の状況やジョンガリの詳しい行動は 後の書き手さんにお任せします。 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 前話 登場キャラクター 次話 165 BLOOD PROUD シーザー・アントニオ・ツェペリ 193 To Heart 176 獣の咆哮 パンナコッタ・フーゴ 193 To Heart 176 獣の咆哮 イギー 193 To Heart
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元ネタアリの改変シリーズ。そしてレギュラー不在 分からない人はごめんなさい かじゅさんが入室しました かじゅ:失礼する かおりん姫:あ、加治木先輩 かじゅ:妹尾だけ、か。蒲原は来ていないか? かおりん姫:いえ、来てませんよ かおりん姫:というか、試験が終わるまでは禁止だって言ったの、加治木先輩ですよね? かじゅ:そうなんだが、あいつはこっそりログインしていたりするからな かおりん姫:あぁ、ありえますね かじゅ:・・・・・・ちょうどいい。妹尾に一つ、聞きたいことがあったんだ かおりん姫:何ですか? かじゅ:蒲原は、最近何かあったのか? かおりん姫:え? かじゅ:気のせいかもしれないが・・・・・・どうも気になる かじゅ:勉強に集中できないのはいつものことだが、なんというか、最近様子が変なんだ かおりん姫:・・・・・・ かじゅ:何か気にかかることでもあるのだろうか かおりん姫:どうして、それを私に? かじゅ:妹尾なら何か知っていると思ってな。私が聞いても、何も答えてくれないんだ かおりん姫:・・・・・・多分、ストレスだと思います かじゅ:ストレス、だと?あいつがか? かおりん姫:はい かじゅ:らしくないな・・・・・・何をそんなに悩んでいるというんだ かおりん姫:本当に、分かりませんか? かじゅ:見当もつかないさ かおりん姫:・・・・・・加治木先輩。原因は、加治木先輩にあるんですよ かじゅ:・・・・・・何だって? かおりん姫:本当に、分かりませんか? かじゅ:さっきも言ったろう。教えてくれないか?私が一体何をしたというんだ? かおりん姫:好きなんですよ かじゅ:は? かおりん姫:智美ちゃんは、加治木先輩のことが好きなんです かじゅ: かじゅ: かじゅ:・・・・・・妹尾。私はそういった類の冗談は好きじゃない かおりん姫:冗談じゃないです かじゅ:なら、それは妹尾の勘違いだ。そんなこと、あるわけがない かおりん姫:どうしてそう言えるんですか? かじゅ:あいつのことはよく分かっている。ありえない かおりん姫:・・・・・・何も分かっていないじゃないですか かおりん姫:先輩。私と智美ちゃんが何年一緒にいると思っているんですか? かじゅ:・・・・・・ かおりん姫:勘違いなんかじゃありません。先輩がそんなだから、智美ちゃんは かじゅ:待ってくれ。あの蒲原が・・・・・・蒲原に限って、ありえない かおりん姫:だから!!それこそがストレスの原因だって言ってるんです!!! かじゅ: かおりん姫:智美ちゃんは先輩のことが好きなのに、先輩は別の相手と、、、 かおりん姫:それをまざまざと、私達に見せ付けている かじゅ:・・・・・・そんな、まさか。あいつは全然、そんな素振りは かじゅ:むしろ、応援してくれているというか、私の相談にのってくれたりしt かおりん姫:だからこそ、どんどんストレスが溜まっていったんです かおりん姫:先輩。智美ちゃんのような性格で、略奪愛なんてできると思っているんですか? かじゅ:それは・・・・・・その かじゅ:・・・・・・すまない。少し、落ち着かせてくれ ~~~ かじゅ:・・・・・・いつからだ? かおりん姫:高校に入って、しばらく後。鶴賀祭の頃からです かじゅ:あれ、か かおりん姫:あの時から、智美ちゃんは真剣に麻雀に打ち込むようになりました かじゅ:それも、私が原因か かおりん姫:先輩の「ため」です。もともと、智美ちゃんは麻雀が大好きでしたよ かおりん姫:でもそれ以上に、先輩と一緒にいたかったんです かじゅ:確かに、あの頃から、あいつが隣にいなかった日はなかったかもしれないな かおりん姫:そして高校生活最後の年。麻雀部ができた、最初の年 かおりん姫:智美ちゃんがずっと、ちょっとずつ積み重ねてきた恋愛は―――そこで終わった ~~~ かおりん姫:智美ちゃんも悪いんです。今となっては、もう後の祭りですから かおりん姫:でも、想像してみて下さい。智美ちゃんが、今どうなってしまっているのか かじゅ:・・・・・・ かおりん姫:純粋で綺麗な恋愛だったはずが、あっという間にただの横恋慕に早変わり かおりん姫:奪うつもりなんてない。早い者勝ちというわけでもない。でも、それでも、 かおりん姫:そういう自分に罪悪感を覚えて、嫌気がさして・・・・・・だから、最近 かじゅ:・・・・・・あいつは、いつも笑っているから。だから余計に、か かじゅ:しかし、私にはまだ分からない かおりん姫:え? かじゅ:どうして、私なんだ? かおりん姫:・・・・・・どうしてって かじゅ:私は何もしていないし、そんな魅力が自分にあるとは思えない かじゅ:何年も一緒にいる、妹尾のような幼なじみなら、まだ分かるが かおりん姫: かじゅ:鶴賀祭の時だって、私は別に何もしていない。たかがあんなことで かおりん姫:たかが? かじゅ:あ、いや かおりん姫:先輩、人を好きになるって、どういうことか分かっているんですか? かじゅ:待ってくれ。今のh かおりん姫:恋愛に理由なんてないですよね?恋愛ってそういうものですよね? かおりん姫:智美ちゃんが先輩を想う気持ちに、理由がないと駄目なんですか? かじゅ:そ、それは かおりん姫:・・・・・・先輩は、人を好きになったことがあるんですか? かじゅ: かじゅ: かじゅ:何を言っている。私は今、モモのことが かおりん姫:信用できません。単に、雰囲気に飲まれちゃってるだけじゃないんですか? かおりん姫:相手だって、誰だっていいんじゃないですか?それなら、智美ちゃんt かじゅ:馬鹿なことを言うな!!! かおりん姫:馬鹿はそっちです!!! かじゅ: かおりん姫:どうして、どうして気付いてあげなかったんですか!!! かじゅ:落ち着いてくれ。話が変わってしまっている かおりん姫:もう智美ちゃんのあんな顔、見たくない かおりん姫:あんな顔初めてですよ。泣いてるのに、笑ってる かじゅ:・・・・・・ かおりん姫:先輩は気付きませんでしたけど、私は分かるんです。もう、何年も見てきたから かおりん姫:もう嫌・・・・・・嫌なんです。お願いです かおりん姫:智美ちゃんを、これ以上苦しめないで。もう、限界なんです かじゅ:・・・・・・妹尾、まさか、君は かおりん姫:先輩は、鈍感です かじゅ:・・・・・・あぁ。そうかもしれないな かおりん姫:それに、馬鹿です かじゅ:そうだな。だが、一つだけ言わせてくれ かおりん姫:何ですか かじゅ:私は、モモが好きだ かおりん姫:・・・・・・初めて聞きましたよ かじゅ:確かに、ハッキリと言ったのは今回が初めてかもしれない。でも本気なんだ かじゅ:生まれて初めて、真剣に人を好きになったんだ かじゅ:こればっかりは、どうしようもない。人の気持ちは、そう簡単には変えられない かおりん姫:・・・・・・ かじゅ:蒲原のことは、親友だと思っている かじゅ:・・・・・・残酷かもしれないが、これからも、傍にいてほしい かおりん姫:それが、答えですか かじゅ:駄目、だろうか かおりん姫:・・・・・・駄目じゃないです。今の関係が壊れてしまう方が、ずっと残酷 かじゅ:そうか。なら、私は誇っていいんだな かおりん姫:え? かじゅ:蒲原に、好きになってもらえたことを かおりん姫: かおりん姫: かおりん姫:・・・・・・もう、無理 かじゅ:何? かおりん姫:ごめんなさい!!!本当にごめんなさい!!!! かじゅ:な、何だ。急にどうしたというんだ カマボコさんが入室しました むっきーさんが入室しました カマボコ:ド むっきー:ッ カマボコ:キ むっきー:リ カマボコ:! むっきー:! かじゅ: かじゅ: かじゅ: ~~~ ~~~ カマボコ:思ったほど怒ってなかったなーワハハ かおりん姫:うん・・・・・・そうだね カマボコ:それにしても、佳織すごかったな!ゆみちん信じきってたみたいだし かおりん姫:あ、あれは事前に色々と準備してたから。智美ちゃんもネタ仕込んでたしね カマボコ:でも後半はアドリブばっかだったろーワハハ かおりん姫:うん、まぁ カマボコ:最後の方は何か面白い展開になってたしな かおりん姫:あ、あれはほら・・・・・・智美ちゃん、見ないでよ カマボコ:ログ保存しといたぞ かおりん姫:駄目!!消してよ!! カマボコ:ワハハ ~で~ ~数日後~ かじゅ:じゃあ、私は誇っていいんだな roof-top:え? かじゅ:久に、好きになってもらえたことを 釣られるのは得意なゆみちんでした さすがマグロ先輩! -- 名無しさん (2010-07-10 20 04 19) 中の人のネタ的にキャプテンもストレス抱えてるよな -- 名無しさん (2010-07-10 20 26 34) 最初ワハハがかおりんのフリをしてるのかと思った -- 名無しさん (2010-07-10 21 28 14) かおりんにそれをやらせる智美ちゃんの方が鈍感で残酷だと思うのは単に気のせいか。 -- 名無しさん (2010-07-11 02 32 44) むっきー>カマボコ:ほんとうにこれでよかったんでしょうかカマボコ>むっきー:あったりまえだろー。これでモモだってこの件をシリアスに考え直してみるなんてこともうないだろーむっきー>カマボコ:でもカマボコ>むっきー:むっきー、部長に必要なものって何かわかるかー?むっきー>カマボコ:部長に、ですか?強カマボコ>むっきー:麻雀の実力よりも大事なことがあるんだなー。むっきー新部長のこと、わたしは信頼してるぞー -- 名無しさん (2010-07-11 03 02 56) 名前 コメント
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アーティスト:supercell 予想レベル:7 作詞作曲:ryo 想定歌唱範囲:落ちサビ~ラスサビ(言わなかった~無邪気な声で)約1分6秒 最高音:hiD(言わなかった、戻れない...など超頻発。)計21回 「化物語」のエンディングテーマ。supercellのメジャーデビューシングルであり、コンポーザーであるryo氏はボカロPとして「メルト」「ブラック★ロックシューター」「ワールドイズマイン」などを作詞作曲していた。 リリースから10年以上経っているが未だに色褪せない名曲アニソンの一つ。「あれがデネブアルタイルベガ 君は指差す夏の大三角」というフレーズだけでも知っている方もいるのでは? 上記にもある通りhiDがかなり頻発する。また、hiC#(24回)や音の跳躍(17回)もかなり頻発し、歌唱時間も1分越えとかなり集中力が必要とされる楽曲。ラストにhiC#のロングトーンも登場する。テンポ自体は速くなく、最高音がやや控えめなのが救いと思われる。 初っ端から跳躍の登場で1音目から外しやすい。というか全体的に一節に一回跳躍が出現する。(hiC#とhiDも追加で。)それを除けば細かい動きはないのでバーをなぞりやすいだろう。 ラストに登場する「指をさす」がhiC#を4秒キープさせるロングトーンが登場。「無邪気な声で」で〆。
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原曲・supercell 作詞作曲編曲・ryo TVアニメ『化物語』ED曲。 【登録タグ 2009年の楽曲 J-POP supercell アニソン 化物語 物語シリーズ】 カバーした声優 葵井歌菜 岩男潤子 永野愛理 大橋彩香 Machico 松井恵理子 水瀬いのり
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Details 「化物語」より(supercell) Genre アニメ Level NORMAL ADVANCED TECHNICAL PANDORA 3 7 13 17 Notes 73 168 298 496 BPM 165 Multi Mission 1 2 3 4 5 6 7 8 9 50 150 200 350 450 650 800 1000 1210 楽曲詳細 supercellのメジャー1stシングルから収録。アニメ「化物語」エンディングテーマ。 2016年8月10日、「PANDORA」譜面が実装された。 楽曲番号は41。 サヨナラ曲の対象となり2018年4月1日に削除されたため、現在はプレイ不可。 動画 ADVANCED +Youtube(手元・Rz 120.0%) TECHNICAL +Youtube(手元・AAA+FC 119.3%) PANDORA +Youtube(手元・AAA+FC 119.0%) +Youtube(手元・AAA+FC 119.5%) +Youtube(手元・AAA+FC 119.6%) +ニコニコ動画(外部出力・AUTOPLAY) http //www.nicovideo.jp/watch/sm29424237 クラウン - クラウン名 達成条件 エンブレム報酬 獲得モチーフ 薄暮の公園 ADVANCEDをランクA以上でクリア 薄暮の公園 花占い TECHNICALをランクA以上でクリア 花占い 天体観測 全ての難易度でFULL COMBO達成 天体観測 夜道を歩く UNBROKEN COMBO達成 薄暮の公園 夜空を彩る ミッションレベル5以上をクリア 花占い 夏の三角関係 2人ともTECHNICALでUNBROKEN COMBOを達成 天体観測 秘密の想い 2人ともTECHNICALでFULL MULTI-COMBOを達成 - - 王者たちの公園 2人ともADVANCED以上ででSYNCHRONICAを達成 - - 神々の三角関係 2人ともTECHNICAL以上でSYNCHRONICAを達成 - - ビジュアルログサンプル コメント 曲の感想や譜面解説・攻略方法などはこちらにどうぞ (譜面情報の場合、文頭に[NOR] [ADV] [TEC] [PDR]のいずれかを添えて書くと、どの難易度に関する情報か分かりやすくなります) コメント
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※投稿者の都合で動画が削除されている場合があります。 Chord・歌詞などの修正をする場合は、既存の内容を必ずバックアップしてから修正してください。 Aadd9/C# D Esus4 F#m Aadd9/C# D E D/E E DM7-------- A/E-------- F#m-------- A/C#-------- DM7-------- A/E----C#/F---- F#m----B---- A/E----Dm---- A-------- D/A---A---E/A-- A------Dm/A-- A-------- A Esus4 DM7 A F#m B D E A E Fdim F#m F#m/E B/D# D A/C# D E Asus4 A E/G# F#m D E A/C# D E F#m E/G# A E DM7 F#m E/G# A Dm E7sus4 E A/C# D E Fdim F#m E DM7 A/C# Bm7(11) C#m7 Dadd9 Esus4 F G A-------- D/A---A---E/A-- A------D/A-- A-------- A Esus4 DM7 A E/G# F#m B Dadd9 E A E Fdim F#m F#m/E B/D# D A/C# D E Asus4 A E/G# F#m D E A/C# D F#m E7 A E DM7 F#m E/G A Dm E7sus4 E A/C# D E Fdim F#m E DM7 A/C# Bm7(11) C#m7 Dadd9 Esus4 F G A A---F/A---G/A-- -F/A---E/A--E7-- F#m---E/G#---A-- -D---E---B/D#- E D F#m E/G# D C#m Dadd9 E F#m C#m7 Dadd9 Esus4 E E7 N.C. DM7-------- ----E7---- F#m-------- -------- Dadd9-------- ----E7---- F#m-------- E/F#----F#m---- A/C#-------- D-------- Esus4-------- F#m-------- Aadd9/C#-------- D-------- Esus4-------- -------- E7-------- E7sus4-------- Aadd9/C# D Esus4 F#m Aadd9/C# D Esus4 F#m Aadd9/C# D Esus4 F#m A DM7 E F#m E/G# D E F#m Esus4 A E Esus4 DM7 F#m E/G# A Dm E7 A E/G# F#m A/E E DM7 A/C# D A/E E E7 A/C# D E Fdim F#m E DM7 Aadd9/C# Bm7(11) C#m7 Dadd9 A-------- D/A------E/A-- A-------- D/A------E/A-- |A--------|Dm/A------E/A--|F#m--------|E/G#--------| A 名前 コメント 名前 コメント
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聖杯戦争が開始されました。 ◇ 新年のカウントダウンじゃあるまいし。 聖杯戦争開幕時刻、茅野カエデ――否、雪村あかりは眠りについていた。 ………が、やはり起床する。 枕元に置いてあった携帯電話で時間を確認すると深夜1時34分だった。 特に意味はない。 4時44分ならば不吉を感じるが、何ら意味のない時間帯と分かれば、寝つきが悪かったと思うだけに留まる。 起きてしまったものは仕方ないので、あかりはインターネットで情報を集める事にする。 開始早々、討伐クエストが発布された。 報酬の令呪については正直、在りがたいもの。 いくら例の『触手』を兼ね備えていても、基礎は少女でしかない。 世間体でいう受験勉強に追われているであろう中学三年生なのには変わりはない。 他のマスターたちが魔術師おろか、もっと恐ろしい何かではないとは限らないのだから……… 即ち、令呪は手に入れたかった。 遠坂凛。 彼女については四六時中、念仏のように耳にする名前であったから分かる。 聖杯戦争だというのに、派手にやらかすなど少々理解ができなかった。 ニュースのインタビューを参考にすれば 彼女は属に言う優等生。 「こんな事をするような子には見えませんでした」 なんて、ありきたりな返答ばかり。 遠坂凛が良心的な人物だったとして、何故このような強行に走ったのだろうか? 答えはバーサーカー。 全うではない、根本が狂気に満ち溢れているサーヴァント。 いかに優秀な魔術師であったとしても、バーサーカーを完璧に使いこなせる訳ではないほど。 しかし、そんな甘い話はありえない。 表面を良くすること、『普通』を演じることはやろうと思えば出来てしまう。 バーサーカーを召喚する辺り、遠坂凛も実は全うな人間ではないのでは?と、あかりは推測する。 あかり自身、『普通』を演じ続けている一人。 故に、遠坂凛がバーサーカーに振りまわされる悲劇の少女――そう決め打たなかった。 一方でセリュー・ユビキタス。 彼女も遠坂凛たちには及ばずとも相当な暴れようをしている。 だが、その名をニュースで聞いた覚えはない。 あかりなりに調べても、表では全く名前すら浮上して来なかった。 どうして彼女の殺人は表沙汰にならない? 決して遠坂凛らの犯罪によって話題が浮上しないのではなく、たとえば自然死だとか。 一見事故にしか見えないように殺人が隠蔽されているだとか。 注目されないホームレスのような浮浪者の死や。 まるで暗殺したかのような、解決しようのない殺人。 あるいは、表社会では公にできない人間を殺害した、など。 少なくとも『相手を選んで殺人を行っている』のは明白だった。 意図的かは定かではないものの、派手に暴れまわるだけの遠坂凛とは違い。 セリューは、表向き『普通』の存在は狙わない……のかもしれない。 無差別ではなく、セリューの殺害対象が限られているのならば、その隙をつける可能性は十分にありえる。 だが。 全ては推測、確たる情報はどこにもない。 ネット掲示板の方はお祭り騒ぎのように書き込みが絶えない。 同級生か誰かによる情報か、遠坂凛の住所と電話番号が拡散されていた。 とはいえ、それに信憑性は全くない。 【そこに行け、と】 霊体化したままのアーチャーがようやっと口を開く。 あかりは「まさか」と返事をした。 【行っても面白半分に来る野次馬しかいないよ】 一先ず、今のところは寝ることだけを重視した。 疲れを溜めたままでは最悪の戦闘で支障になりえる。 なるべく普通でいる。 でも、あそこへ――学校に行っても情報なんて手に入らない。 単純な答えだ。 聖杯戦争の渦中にいる以上、普通と平穏を保ち続ける事は不可能なのだ。 今は意識を夢に沈める。 眠りについたマスター。 彼女の心配よりもアーチャーは自らの騒ぎに意識を向けていた。 『血』と『刀』の騒ぎは確たるもの。最悪、その感覚だけで相手を探り当てられるだろう。 しかし、アーチャーはまだ動かない。 臆病風に吹かれてはいない。 闇雲に行動するのが馬鹿らしいからでもなく。 いづれ巡り合う事を確信しているからだった。 【落合方面(自宅/私室)/1日目 深夜(午前2時)】 【雪村あかり(茅野カエデ)@暗殺教室】 [状態]健康 睡眠 [令呪]残り三画 [契約者の鍵]有 [装備]なし [道具]携帯電話 [所持金]何とか暮らしていける程度 [思考・状況] 基本行動方針:聖杯を絶対に手に入れる。 1.なるべく普通を装う 2.学校へ行くべきか? [備考] 遠坂凛とセリュー・ユビキタスの討伐クエストを認識しました。 遠坂凛の住所を把握しましたが、信憑性はありません。 セリュー・ユビキタスが相手を選んで殺人を行っていると推測しました。 【アーチャー(バージル)@デビルメイクライシリーズ】 [状態]健康 [装備]なし [道具]なし [所持金]マスターに依存 [思考・状況] 基本行動方針:聖杯を手に入れ、力を得る。 1.敵に出会ったら斬る [備考] 時系列順 Back 鏡像、影に蔽われて Next 心より影来たりて 投下順 Back 笑顔の絶えない探偵です Next 僕は、君と出会えて凄くHighテンションだ ←Back Character name Next→ 00 全ての人の魂の夜想曲 雪村あかり 26 戦乱 剣を掲げ誇りを胸に アーチャー(バージル)
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君の知らない物語 EXTREME Level 8 BPM 165 Notes 561 1 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 2 ①口口口 |①-②-| ③口口口 |③-④-| ⑤口②④ |⑤-⑥-| ⑦口⑥⑧ |⑦-⑧-| 3 口①口口 |①-②-| 口③口口 |③-④-| 口⑤②④ |⑤-⑥-| 口⑦⑥⑧ |⑦-⑧-| 4 ①口口口 |①-②-| ③口口口 |③-④-| ⑤口②④ |⑤-⑥-| ⑦口⑥⑧ |⑦-⑧-| 5 ②①口口 |①-②-| ④③口口 |③-④-| ⑥⑤②④ |⑤-⑥-| ⑧⑦⑥⑧ |⑦-⑧-| 6 ①口口口 |①-②-| ③口口口 |③-④-| ⑤口②④ |⑤-⑥-| ⑦口⑥⑧ |⑦-⑧-| 7 口①口口 |①-②-| 口③口口 |③-④-| 口⑤②④ |⑤-⑥-| 口⑦⑥⑧ |⑦-⑧-| 8 ①②③口 |①-②-| 口口口④ |③-④-| ⑤⑥⑦④ |--⑤-| 口口⑦口 |⑥-⑦-| 9 口口③口 |--①-| ①②③口 |②-③-| 口口口④ |--④-| 口口口④ |----| 10 ⑦口口口 |①-②-| ⑤口口口 |③-④-| ③口②④ |⑤-⑥-| ①①⑥⑧ |⑦-⑧-| 11 口口口口 |①-②-| ③③口口 |--③-| ⑤⑤②③ |--④-| ①①④⑥ |⑤-⑥-| 12 ①①口口 |①-②-| ③口口口 |③-④-| 口口②④ 口口口口 ⑧⑧口口 口口口口 ⑤口口口 |⑤-⑥-| ⑦⑦⑥⑧ |⑦-⑧-| 13 口口③③ |①-②-| ②②口口 |③-④-| ④①①口 口口④口 ⑦⑦口口 口口⑥⑥ 口口⑧⑧ |⑤-⑥-| ⑤⑤口口 |⑦-⑧-| 14 口口口口 |①-②-| ①③⑧⑦ |③-④-| ④②口口 |⑤-⑥-| 口⑤⑥口 |⑦-⑧-| 15 ①③②① |①-②-| 口④口口 |③-④-| 口口口⑥ |--⑤-| ⑤口口口 |--⑥-| 16 ②③口口 |①-②-| 口④⑤口 |③-④-| ①①⑥⑦ |⑤-⑥-| 口口口⑧ |⑦-⑧-| 17 口口口⑤ |①-②-| 口口口口 |③-④-| ④①口口 |--⑤-| ③②①口 |----| 18 口③③口 |①-②-| 口口口口 |----| 口口口② |③---| 口①①口 |----| 19 ③口口③ |①-②-| 口④②口 |----| ①口⑤① |③-④-| 口⑥口口 |⑤-⑥-| 20 口①①口 |①-②-| 口⑤口② |----| ④口口口 |--③-| 口③口口 |④-⑤-| 21 口③②口 |①-②-| 口口④口 |③-④-| 口口①① 口口口口 口口口口 口口口口 口⑤⑧口 |⑤-⑥-| 口⑦⑥口 |⑦-⑧-| 22 ①①口口 |①-②-| 口④②口 |③-④-| ③⑤口口 |⑤-⑥-| ⑦⑥口⑧ |⑦-⑧-| 23 口口口③ |①-②-| 口口口② |③-④-| ④④①① 口口口口 ⑥⑥口口 ⑦口⑤口 口口口⑧ |⑤-⑥-| 口口口口 |⑦-⑧-| 24 ⑤⑤口口 |①-②-| 口③⑥④ |③-④-| ⑦⑦②口 |⑤-⑥-| ①①⑧口 |⑦-⑧-| 25 口③口④ |①-②-| 口口口② |③-④-| 口口①① 口口口口 口口口口 ⑤口口口 口口⑦⑧ |⑤-⑥-| 口⑥⑥口 |⑦-⑧-| 26 口⑤⑥口 |①-②-| ④口③④ |③---| 口②口口 |④-⑤-| ①口口① |⑥---| 27 ④口口④ |①-②-| 口⑤⑥口 |③---| 口②③口 |④-⑤-| ①口口① |⑥---| 28 ④口口④ |①-②-| 口⑤⑥口 |③---| ①口口① |④-⑤-| 口②③口 |⑥---| 29 ④口口④ |①-②-| 口⑤⑥口 |③---| 口②③口 |④-⑤-| ①口口① |⑥---| 30 ⑤口④⑥ |①-②-| ⑦口口⑧ |③-④-| 口③②口 |⑤-⑥-| ①口口① |⑦-⑧-| 31 ⑦⑦⑧口 |①-②-| 口⑤⑥口 |③-④-| 口③④口 |⑤-⑥-| 口①②口 |⑦-⑧-| 32 口口口口 |①---| ②②口口 |②-③-| 口口③口 ①①口口 ④④口口 口口口口 口口口⑥ |④---| ⑤⑤口口 |⑤-⑥-| 33 ⑤⑤口口 |----| ③③⑥口 |①-②-| ①①④口 |③-④-| 口口②口 |⑤-⑥-| 34 ⑦⑦⑧⑦ |①-②-| ⑤⑤⑥⑤ |③-④-| ③③④③ |⑤-⑥-| ①①②① |⑦-⑧-| 35 口口口⑦ |--①-| ④④口⑥ |②-③-| 口②③⑤ |④-⑤-| 口①①口 |⑥-⑦-| 36 口①①口 |①-②-| 口口②口 |③-④-| 口③口口 口口④口 口口⑧口 口⑦口口 口口⑥口 |⑤-⑥-| 口⑤口口 |⑦-⑧-| 37 ①①口⑧ |①-②-| ⑦口口② |③-④-| ③口口⑥ |⑤-⑥-| ⑤⑤口④ |⑦-⑧-| 38 口①①口 |①-②-| 口口③③ |③---| 口口口口 口口②② 口口⑥⑥ 口口口口 ⑦⑦⑤⑤ |④-⑤-| ④④口口 |⑥-⑦-| 39 ①①口口 |①---| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 40 ⑦⑦口⑥ |①-②-| 口③②口 |③-④-| 口①④口 |⑤-⑥-| ⑤口口⑧ |⑦-⑧-| 41 口口口口 |①-②-| ①①口口 |③-④-| ④④口② ③③口口 ⑤⑤口口 ⑥⑥口口 口口口口 |--⑤-| 口口口口 |--⑥-| 42 口⑧口口 |①-②-| ⑦⑦口口 |③-④-| ④口⑥② |⑤-⑥-| ③口⑤① |⑦-⑧-| 43 ④口口口 |①-②-| 口口口口 |③-④-| ③③口② ①①口口 口口口口 ⑤⑤口口 口口口口 |--⑤-| ⑥⑥口口 |--⑥-| 44 口③④口 |①-②-| ⑤口口⑥ |③-④-| 口①②口 |⑤-⑥-| ⑦口口⑧ |⑦-⑧-| 45 ④口口④ |①-②-| 口③③口 |③---| 口②②口 |④---| ⑤①①⑤ |⑤---| 46 口①①口 |①-②-| 口①①③ |③-④-| 口口口② 口④④口 ⑤口口⑤ ⑧⑧口口 ⑥口⑦口 |⑤-⑥-| 口口口⑦ |⑦-⑧-| 47 口①口口 |①---| 口口口口 |--②-| 口①口口 口②口口 ③⑦⑧口 口⑨⑩口 ③口⑤④ |③④⑤⑥| 口口⑥口 |⑦⑧⑨⑩| 48 ⑤⑤⑤⑤ |①---| 口口口② |②---| 口口口④ |③-④-| ①口③① |⑤---| 49 口口口口 |①---| 口口②② |②-③-| ①①口口 ③③口口 ⑤⑤口⑥ ⑦口口口 口⑦口④ |④-⑤-| 口口口口 |⑥-⑦-| 50 口口口口 |①---| 口①口口 |②---| ①口②口 口口口② 口口③口 口口口③ ⑤⑤口④ |③---| ④④④口 |④-⑤-| 51 ③③口口 |①-②-| ①①④④ |③-④-| 口口②口 口口口口 口口口口 ⑧⑧口口 口口口⑦ |⑤-⑥-| ⑥⑥口⑤ |⑦-⑧-| 52 口口②② |①-②-| ⑤口③③ |--③-| ①①①④ |④-⑤-| ⑥⑥①④ |⑥---| 53 ①①③③ |①-②-| ⑦⑦口④ |③---| 口口②⑤ |④-⑤-| ⑥⑥口口 |⑥-⑦-| 54 口③①① |①-②-| 口口④口 |③-④-| ⑤⑤②口 |⑤-⑥-| ⑦⑦口⑥ |⑦---| 55 ①①口口 |①-②-| 口口③② |③-④-| 口口口④ 口口口口 ⑧⑧口口 口口口口 口⑤口口 |⑤-⑥-| ⑦⑦⑥口 |⑦-⑧-| 56 口口口② |①-②-| ①⑤④⑧ |③-④-| ①③口口 |⑤-⑥-| ⑦⑤口⑥ |⑦-⑧-| 57 ①口②口 |①-②-| ⑦③口⑧ |③-④-| ①⑤口④ |⑤-⑥-| 口⑤⑥口 |⑦-⑧-| 58 ①①口④ |①-②-| ⑤⑤⑥口 |③-④-| ⑦⑦②口 |⑤-⑥-| ③③口⑧ |⑦-⑧-| 59 ①①口口 |①---| 口③③③ |②-③-| 口口口口 口②口口 ⑤口口口 口口口口 口④④④ |--④-| 口口口口 |--⑤-| 60 口口①① |①---| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----|
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通り名:この兵団を表す通り名 代表 忍野メメ 副代表 --- 所属国 新政府 兵団サイト 兵団サイトURLを記入 規模 --- 地雷度 ☆☆☆☆☆ 兵団効果 攻撃能力上昇 防御能力上昇 食事効果時間増加 業物生産率上昇 ☆☆☆☆ ☆☆☆☆ ☆☆ ☆☆☆☆ 素材消滅確率低下 合戦戦功増加 合戦戦功取得限界上限 合戦復帰時間短縮 ☆☆☆☆☆ ☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ 攻撃能力上昇(手動) 防御能力上昇(手動) 合戦技力増加量上昇(手動) 合戦心力増加量低下(手動) ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆☆ ☆☆☆☆ 生産修練値確率増加(手動) 採取速度上昇(手動) 合成速度上昇(手動) ☆☆☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ 兵団規約等 あればこちらに記載。 ■メンバーリスト----------------------------------------------------------- 忍野メメ めめめ TDNコスギ 【以下備考等】 名前 コメント